今年の厳粛な清明節
毎年やってくる4月4日の清明節(先祖の墓参りをする陰暦の祝日)。今年4月4日は毎年の清明節とは全く違う、とても厳粛なものになりました。新型コロナウイルスが原因でお亡くなりになられた方々を追悼するため、天安門広場では国旗が掲揚された後、半旗の位置まで下げられ、また、午前10時には全国民が3分間の黙祷を捧げ、自動車、列車、船がクラクションを鳴らし、防空サイレンも街中に鳴り響きました。
また当局は、新型コロナウイルスの感染が再び急速に拡大することを警戒し、墓地を訪れる人の数を厳しく制限しました。
まだまだ弛まぬ中国国内の感染防止対策。ここから全世界のコロナウイルス感染の収束を心より祈るばかりです。
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